Inner Circle

私を笑顔で連れ去って

イェオ・シウ・フーンが、刺激的な旅の形を大予想。

私を笑顔で連れ去って
行き交う三輪タクシーのトゥクトゥク、牛、犬、ラクダ、バイクなどインドで運送に使われているあらゆるものの合間をぬって歩くことそのものが冒険的であり、わくわくする体験だった。

辰年、新年あけましておめでとうございます。

ここ2ヶ月ほど、お祭り行事からお祭り行事へと渡り歩いてばかりで過ごしている気がする。クリスマスから元旦、そしていつもより早く来た旧正月。

典型的な辰年のパターン。せっかちに、物知り顔で私たちを一年の軌道にのせてしまおうと躍起になって、その結果ウサギを押しのけてしまう。

そんなわけで私たちは七面鳥のご馳走から、パイナップルタルトをかじるまで駆け足で過ごすことになる。これって控えめに言っても変な組み合わせだけれど、考えてみたら多少なりとも文化が混じる今の社会を象徴しているのかもしれない。

また私は、新しい年が旅行者たちにとってどんな年になるかということについての、諸専門家の予言や意見を読みあさってみた。

まず良いことには...旅人にとって選択肢が増える年になるということ。

シンガポール、タイ、日本で、Scoot、Peach、 Smileといった名前の格安航空会社が登場し、私たちはどこへ行く(scoot)にも、かわいらしい(peachy)値段で、ニコニコ(smile)と行けるようになった。

このおかげで私たちの旅のパターンが変わる。最近、マレーシアのサラワク州クチンに住む友人とディナーする機会があったのだけれど、彼は南アフリカのケープタウンで週末を過ごしてきたばかりだとか。

金曜日にケープタウンへ飛び、週明けの月曜に帰りの便に乗った。ちょっと前までは考えられなかった旅程だけれど、いまは短い休みでも十分それが可能なのだ。

エアアジアXやジェットスター、Scootといった新規参入の料金据え置きエアラインのシステムは、例えばオリンピックの今年、ちょっとスポーツイベントを見にロンドンへ、展覧会を見にパリへといった旅行を実現してくれる。

もうひとつの嬉しいニュースは、驚異的なインターネットの発達と旅行ウェブサイトのサービスの多様化により、もはや仲介業者は必要なく、自分で旅を組み立てることが容易になってきたということだ。航空会社のいくつかは、ウェブ上で自分の席を選択できるアプリまで導入していて、以前にもましてモバイルツールは旅に欠かせないものとなった。

私はどこへ行くにも、これらのツールを離さず持ち歩いており、どこの空港へ降りたとうと、まず旅の間のホットスポットとなるプリペイドのデータカードを買うことにしている。これで高額なローミングチャージや地元のWi-Fi料金を節約できる。シャングリ・ラ ホテルではすべてのホテルで早くから客室のネット環境を整えているが、インターネットサービスがないホテルでの滞在はもう考えられないことだ。

今年はますます、モバイル機器が旅行者の生活を変えていく年になるだろう。

これらの機器のおかげで私は先月、道に迷っていたニュージーランドで救われ、また人里離れたマンゴヌイで美味しいレストランを探すこともできた。ちなみに口コミのレビューと同様、マンゴヌイのフィッシュ&チップスは世界一の美味しさだった。

テクノロジーの発達がここまで私たちの生活に入りこんできていることに、ある種の反発があることも理解できる。わたしもPico Iyerの記事には賛成だ。将来、わたしたちはまったくの静寂というものにひどく憧れるようになるのかもしれない。そしていつの日かシャングリ・ラ リゾートに電源プラグのない部屋やゾーンが用意され、文字通りそこへスイッチオフをしに行く日がくるのかも。

いずれにせよ、2012年も勝者は旅する私たちのほうだ。なぜなら選ぶ権利があるから。それがたとえ、スイッチを入れるか切るかの選択だったとしても。

 2013年にシャングリ・ラ ホテル バンガロールとパームリトリート シャングリ・ラ バンガロールがオープンします! ハートトークへ戻る 

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