Inner Circle

青島の新しい波

中国で最も活気のある街をお酒や食事を楽しみながら散策

青島の新しい波
古き良き時代に青島に住んでいた植民地支配者たちは、きっと素敵な生活を楽しんでいたに違いありません。

近代の波乱万丈の歴史を乗り越えてきた中国でも比較的新しい街、青島は、1世紀前にドイツ軍が山東半島を占領した時代から大きく様変わりしてきました。1898年から1914年の間には、以前は静かな漁村だったこの場所に、バイエルン地方の教会や、赤いタイルの屋根で統一された整然とした家並み、ビール醸造所の立ち並ぶようになり、新たなドイツの租界の中心地に発展しました。そんなドイツ栄光の時代に、街を統治していた口髭を蓄えたドイツ人知事が住んでいた丘の上のバロック様式の豪邸は、今や素晴らしい博物館となり当時の面影を忍ばせてくれます。

異国情緒

古き良き時代に青島に住んでいた植民地支配者たちは、きっと素敵な生活を楽しんでいたに違いありません。爽やかな海風と、うねるような丘、一年を通じて過ごしやすい気候、そして溢れるほどの美味しいシーフードの数々。実際に、この地を訪れた観光客は、今でもそんな愉しみを存分に体感することができます。再開発ラッシュの続く他の中国の都市と違って、青島には、ドイツ租界の時代の建物が当時の姿のまま市南区に佇んでいます。青島の旧市街地として知られる丘の上のこの地区を散策すると、まるでドイツの絵葉書の中に迷い込んでしまったような気分を味わうことができることでしょう。

もちろん青島の歴史はドイツ租界の時代だけにとどまりません。次にこの地にやってきた日本から受けた一番の影響は、毎年4月になると中山公園で開催される桜祭りです。それからしばらくして中国の改革開放以降、たくさんの超高層ビルが立ち並ぶようになりました。

桟橋から市役所まで散策しながら海辺を背に街の方を振り返ると、青島ならではの現代的な街並みを目にすることができます。ガラス張りの鉄骨造の超高層ビルや、緑の中に点在するヨーロッパ調のヴィラ、そして聖ミカエル大聖堂の2つの塔です。そこにあるのは、大都会の過去と未来を象徴するかのような荘厳さと現代的なイメージ。2011年に中国都市競争力研究会によって、青島が最も活気のある街に選ばれたのは決して不思議なことではありません。

中国でもっとも有名なビールである青島ビールを味わったことがあるなら、街の桟橋の光景からきっと何かとてもなじみ深い感覚が蘇ることでしょう。それは、桟橋がラベルのデザインに使われているからです。青島のビール醸造所が始めて建設された時代は1903年にまで遡ります。ビールの泡のきりっとした味わいは、街の北部にあってその景観の良さからハイキングコースとして人気の嶗山からの湧き水によるものだと言われています。そんなビールを味わうのに街で一番のスポットは、元々青島ビールを醸造していた青島ビール博物館でしょう。当時の様相をそのまま残した赤煉瓦の建物には、さまざまな種類のビールのテイスティングコーナーや、部屋全体が斜めに傾いていて酔ったような気分にさせてくれる「酔酒小屋」があります。

海辺で過ごす

ドイツ人がやってきてから110年間を経て、世界の目が青島に注目したのは、オリンピックでセーリングのレガッタ競技会場になった2008年の北京オリンピックの時です。今日、オリンピック・セーリング・センターは、その昔、産業用の造船所があった浮山湾の景観を飾る美しい建物です。今や青島の新市街の中心地となっています。未来的なデザインの超高層ビルやモールが、絵葉書に出てくるような美しいビーチ沿いに立ち並びます。この浮山湾と高級感あふれる八大関との間は、中国版のビバリーヒルズとさえ呼ばれ、ここにある街でもっともエレガントで歴史のあるホテルが、シャングリ・ラ ホテル 青島です。

新たにヴァレー・ウイングの最上階にオープンしたシャングリ・ラのエグゼクティブラウンジから、青島で過ごす完璧な一日が始まります。天井から床まで広がる窓からは、ビルの合間に黄海の真っ青な海がご覧いただけます。ダビンチ レストランでは、ミラノ出身のエグゼクティブ シェフのロランドが現地の貝を使って軽く仕上げたスクランブルエッグの粋な朝食をお楽しみいただけます。シーフードをテーマにしたこのレストランのシェフとっておきのシグニチャー料理は、イカ墨のソースをふんだんに使ったシーバスのグリルです。あまりの美味しさに思わずホームメイドのパンをもう一つ頼んで、ソースをたっぷりつけて頬張りたくなること請け合いです。もちろんシンプルに楽しみたいなら、イタリア料理通のみぞ知る炭火窯で焼いたピザならではの、生地の焦げた絶妙な味のアンサンブルを堪能することもできます。

街で一番人気のグルメのお楽しみは当然シーフードです。シャングリ・ラ ホテル 青島は、まさにグルメにとってぴったりな立地にあります。青島でもっとも高級なシーフードレストランがある閩江路へもタクシーでわずか5分の距離です。界隈にはどんな料理のレストランもありますが、ユマトウが特にお勧めです。入り口には水槽が並び、建物全体に癒しの雰囲気が漂っています。貝やカニ、エビ、カキ、イカ、ホタテガイ、ザリガニ、ロブスター、そして光り物の魚を斤(500グラム)単位で量り売りしてくれます。あまりに種類が多くて迷ってしまいそうです。青島ならではの食感を味わいたいなら、チリやガーリックと生姜で揚げた貝を注文してみると良いでしょう。青島ビールにもよく合います。広東料理を楽しみたいなら、ホタテガイを選んで、ガーリックをつぶしてホタテガイを蒸した具の載ったビーフン麺の蒜蓉粉絲蒸蝦をオーダーすると良いでしょう。海の幸を楽しむならこの店が最高の場所です。

青島にいるとついつい寛いでしまいがちですが、ここは散策をするのにとても良い街です。40キロ以上も続く木陰の心地よい海岸線の散策路や、海沿いに街中に張り巡らされたプロムナードが、数ある海水浴場の間を繋いでいます。中国の小説家で革命家の魯迅にちなんで名づけられた魯迅公園は必ず押さえておきたいものです。公園の中にある休憩所で足を休めたり、海岸で険しい岩に波打つ潮の流れを眺めたりして楽しめます。短い間に急速に発展を遂げた青島の歴史をじっくりと振り返るのにぴったりな場所です。そしてきっともう一杯の青島ビールを楽しむ時が訪れることでしょう。

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